ウグイがルアーに入れ食い
数年前の6月下旬、車で北海道に釣りに行っていた。
道東で釣りをする場合は弟子屈の近辺に宿を取った方が便利だなと思っていた。
釧路市から北に約80キロの所にある弟子屈町は、阿寒湖、屈斜路湖、摩周湖、釧路川、などに行くのに近くていいのです。
阿寒湖まで30キロ、屈斜路湖まで15キロ、釧路川はすぐ近くを流れている。
摩周駅近くのホテルニュー子宝(今は閉館)が素泊まり3500円と安く泊まれたので2日間、屈斜路湖で釣りをします。
釧路川の流れ出しのポイントはいつも釣り人でいっぱいです。
夕方行って見たら、5人くらいのフラフィッシャーが立ちこみ、ダブルハンドのフライロッドを振っていました。
何も釣れてはいないようですが、ウグイの大きいのがかなりの数見かけられます。
橋の際でルアーを投げていたお兄さんさんが小型のアメマスをヒットさせていました。
次の日の早朝5時頃にこの場所に行って見たら誰もいません。
コンパクトロッドのネオバーサルのスピニングロッドでルアー釣りです。
まず始めにシルバースプーンの3グラムを投げると婚姻色の綺麗なウグイが掛かってきます。
見える所はウグイだらけで、入れ食いです。次々にウグイが掛かります。
大きななハードルアーにしても掛かります。
ルアーでヒット!あやうくバラしそうになる
するとワゴン車が屋根にカヌーを乗せてやってきました。
どうやら釧路川のカヌーの川下りのようです。
釧路川源流の川下りはこの屈斜路湖から出るようです。
お客さんは30代前半の女性1人だけです。
スタッフの男性が一人で手早く車の屋根からカナディアンカヌーを下ろして、2人で乗り込みます。スタッフの人が女性に色々と説明しています。
魚が見えるので、あれはウグイでこの魚はイワナですね~と声が聞こえてきます。
私は屈斜路湖からの釧路川の流れ出し付近に、Dコンタクトの金黒カラーにしてトゥッチイングで誘うと、ガツンと何ががヒットします。
仕掛けはPEラインの0.6号にリーダーは2号です。
橋脚に巻かれそうになるのを耐えてかわします。
擦れたたらPEラインはあっという間に切れてしまいますので、慎重かつやや強引に寄せてきます。
「あっ魚が釣れてる~!」
とカヌーの女性が声をあげました。
カヌーの人から見られているので魚をバラさなくてよかったです。
寄せてみると50センチあるかないかくらいのサクラマスです。
カヌーは釧路川に消えて行きました。
静かな早朝30分だけ木々の周りでモンカゲロウが飛ぶのを見かけました。
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