釣り、アウトドア、魚、旅

美幌の川で釣り

投稿日:2018年5月3日 更新日:

美幌川の大物釣り情報を聞いた

東横沿線に住んでいた時、ある呉服屋のご主人から釣り情報を教えてもらった。

ご主人の奥さんが北海道の美幌出身で毎年夏に家族で帰省するのです。

ご主人は釣り好きで川釣りから海釣りまで色んな釣りをしています。

フライフィッシングも好きですよと話してくれました。

美幌の町中を流れている美幌川で毎年、大きなヤマメを釣るそうです。

アメマスの大きなものも釣って自宅に送って専用の大きな冷凍庫に保管しておくそうです。

子供たちと釣りをしているビデオなどを見せていただいたところ、入れ食いに近い状態で大きな魚がバンバン釣れてきます。何てことのない川なんですけど爆釣です。

ぜひ行って見てと、キャンプするならこの橋の下が雨やどりにもなるよと、地図まで書いていただきます。

ポイントは岸際です。川の真ん中に入って岸際にエサのブドウ虫を流すのです。

竿は魚とやり取りできる5メートルくらいある海用の竿でスピニングリールが付いています。

川の真ん中には魚が居なくて岸際に大きなマスがいるんですとご主人は言います。

夏、オフロードバイクのセローに沢山のキャンプ道具と釣竿を積んで有明ふ頭から釧路行のフェリーの乗り込みます。

憧れの北海道で釣りが出来るので、ベッドでは中々眠れません。釣りに行く前の日は興奮していつも眠れなかった中学生だった頃が蘇ります。

東京湾を抜けて釧路までのフェリーはえらく長い時間がかかります。

残念ながら現在はこの路線は廃止になってしまい、関東からだと大洗から苫小牧または、仙台から苫小牧の路線しかありません。

 

次の日、早朝に釧路にフェリーが着き、真っ直ぐに美幌に向かいます。釧路川沿いを走り、五十石という所を通りかかり、釧路川で釣りがしたい気持ちになりますが、美幌川にバイクを走らせます。

 

とりあえずは釣れたが

ポイントらしい場所まできて、流行る心をなだめて釣り道具をおろしてウェーダーを履きます。

なるほど、家族ビデオで釣りをしていた場所だな、さあ釣るぞ、と川の真ん中に立ち込み、岸際のブッシュ下に仕掛けを流します。

意外に流れが早いです。

私は、振りだし10フィートの安いシーバスロッドにスピニングリール、3号のラインを巻いてあります。浮きを付けて、やや大きなガン玉オモリ、マス針にエサはブドウ虫です。

エサで釣るのは私にとっては少し心外なのでしたが、ともかく教えられた通りにして釣って見ることにします。

しかし、なんのアタリもありません。

こんなはずではないのに?という感じにアタリません。

川下に移動しながら両岸際を丹念に探るとコン、コン、と小さいアタリがあるのですが乗らないのです。

何度もしつこく流すと、突然浮きが消し込み、すかさずアワセて見るとプルプルっと魚の手応えが竿に伝わって来ました。

25センチほどのアメマスでした。

とりあえずは釣れたけどサイズが今一です。

40~50センチがバンバン釣れるという話だが、あれ?おかしいなと。その後は何のアタリもありません。

そこに地元の釣り人が現れます。昔ながらの竹で編んだ渓流用のビクを首から下げています。

延べ竿でのエサ釣りのようです。

 

そんな小さいのまで釣るの?

しばらく見ていましたが釣れていないようです。

川から上がってきたので声をかけてみて、話をします。

ヤマメを釣っているようで、ビクの中を見せてもらうと、10センチ足らずのヤマメの稚魚サイズが20~30匹は入っていました。

このサイズの方が唐揚げにして美味しいそうで、地元の人はほとんどの人がそういう釣り方をしてますよ、と若いお兄ちゃんは言っています。

フライフィッシングをする私には何だかな~、そんな小さいの全部持って帰るのかよっと思ったのですが、それは個人の自由というものです。

ここ大きなマスとか居ないんですかね、知り合いに聞いて関東から来たんですけどアメマス1匹しか釣れなかったよ、と話すと、それは数年前までの話で、下流に堰堤ができて魚が上がって来れなくなってからは釣れなくなりましたよ、と話してくれました。

うーん、呉服屋のご主人は昨年は行ってないけど、と言っていたのを思い出しました。

その日は網走湖の湖畔キャンプ場に泊まりました。

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16歳の時に、自転車で横浜から北海道に釣りに行ってからあっという間におっさんになりました。