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さて今日も練習に行くか…
たいがいは鶴見川沿いの雑木林横まで車で行き、空手の練習してました。
そこには農大生のS君の大きなサンドバックが木に吊るしてあり、すぐ前がテニスのオート練習場がありました。
あ~野蛮人って感じで、いつもそこの店員さんなどにジロジロ見られてましたね。
S君は東急東横線の綱島駅から10分ほど歩いた場所にある、みなみジムというところでキックボクシングを習ってます。
夕方パンチングボールからグローブなどを自転車の前かごに入れてやってきます。
私と組手してまったく相手にならないので、空手かテコンドーの道場を見てみたいと言うのでテコンドーの道場に連れて行った事があります。
テコンドーの道場がある、神奈川県の柿生まで農大生のS君を乗せて、車内のカセットテープで門外不出の極真空手稽古テープを、大音響で流しながら行きましたね。
故真樹日佐夫氏のガナリ声が木魂してました。
どこが門外不出なんでしょうかね。
通信販売でバンバン売ってましたからね。梶原兄弟は商売上手です。
間違って通報?
S君と夜中にサンドバックを蹴っていたら、雑木林の茂みから警棒を手にもった、警官が5人ばかりが現れました。
「キミ達ここでなにをやっているんだ?」
「え?見てわかりません練習ですよ武道のっ」と私。
キミらが割ったのか?と当たりに散らばる割れたブロックやレンガや瓦の破片を指さして言ってました。
はいそうでーすって答えたら、帰るとき綺麗に片づけてってねと言われました。
警官らは、何だ練習かぁと言いながらスコスコと帰って行きました。
夜間なので通行車から見た人が、ケンカしていると通報したようです。
雑木林の中、サンドバックが揺れて二人で叩いたり蹴ったりしてれば、数人で乱闘してると思われてもおかしくはありませんから…。
ネコ拾う
ある日曜日、S君といつものように練習していると、近くでミャーミャーと鳴き声がします。
二人で雑木林の茂みに行くと、ダンボール箱に1匹の子ネコが入っていました。
ミャーミャーよく泣きます。まだやっと目があいたがどうかの生後1ケ月もたっていないようです。
先ほど小学生くらいの女の子が、走って行くのをみかけたので、子ネコを捨てにきたようです。
「○○さん、このネコこのままほっておいたら死んじゃいますよっ。○○さん飼っててあげたらどうですか?」 とS君。
彼は団地に住んでるのでペットは買えないそうです。そういう私もアパート暮らしです。
困ったね。とりあえず車の中に入れておこうということになり、乗っていた愛車のフロンテクーペの助手席に置いときました。
こうなると愛着がわいて手放せません。
練習が終わってから友人Kさんの家に車で向かいました。
Kさんは東横沿線の大倉山近くに一軒家を借りて住んでいましたので、そこで引き取ってもらうことにしました。
ネコの名前はイングリモングリだ!
一軒家の主のKさん、
「うーんネコの名前はイングリモングリにしょう」。
その後、Kさん宅に訪れる人々にイングリっと呼ばれるようになり、大事に育てられました。
ちなみに当時、近くに神奈川県立港北高校がありイングリモングリというバンドがデビューしてましたね。
スポーツセンター通い
神奈川県横浜市港北スポーツセンター、ここがオープンしたばかりの頃から通ってました。油圧式のマシーンがあって本格的なバーベルなどは置いてありませんでしたね。
神奈川県神奈川区神之木青少年センター、トレーニングルーム。
私は主に、この2ヶ所でウェイトトレーニングをやっていました。
神之木青少年センターは
横浜線の大口駅から徒歩10分ほどの、高台の場所にありました。
ある日、いつものようにトレーニングしていたら、100キロくらいのバーベルを上げ下げしていた若者が途中、挙げられなくなって、潰れてもがいていました。
すぐ近くで腹筋運動をしていた私は、バーベルを引き上げ救出。
話をすると明治大学の学生さんで、極真空手城西支部の茶帯だそうです。よくこの神之木青少年センターのトレーニング室で見かけるようになり、それから一緒にトレーニングなりました。
当時の私は170センチの身長で体重が64キロでしす。その学生さんは180センチ体重80キロあり恵まれた体をしてましたね。
支部内の大会で優勝したと後に聞きました。