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自転車が突っ込んだお店は?
ここで18歳で日本一周を自転車でやっている人に出合いました。
神奈川県の丹沢、愛川出身で、車の免許もあるし、中華料理店でアルバイトをしてたことがあるから、旅先でもいざとなったら働くよと言ってました。
左手に力が入らないので無理できません。
下北半島を周り、日本最北端の地である大間崎のユースホステルに着いたのは夕方です。
屋台でおでんを食べてたら
神奈川県の自宅から出て1ヶ月近くになり、翌朝フェリーで待望の北海道に上陸します。
津軽海峡が不気味なくらい渦が巻いていて、同船のドライバーさんと、こんな海に落ちたら、一発で死んじゃうな~と話していました。
この日は、函館の北星荘というユースホステルに泊まり、宿のみなさん、10人くらいでマイクロバスで函館山へ夜景を見に行きました。
眼下に函館の街がキラキラと光りとても綺麗でした。
大沼公園で屋台が出ていたのでおでんを食べていたら、通りかかりの人にあっ女がおでん食ってるよと言われました。
長髪で目が大きくでまつ毛が長かったので、よく女の子と間違われましたね。
そこの大沼公園の、イクサンダー大沼ユースホステルには自転車旅行中の学生さんがいて、もう半年アルバイトしていると言っていました。
長万部から内陸部に入り、尻別川のそばを走ります。
ここにはニジマスやイトウも棲んでいると地元の方に聞き、支流の昆布川との合流近くでフライロッドを振ります。水中に沈むウェットフライを流しっぱなしにしていると、アタリがあり、向こうアワセでニジマスが掛かってました。
初めてニジマス(25センチくらいの型)をフライで釣り、興奮しましたね。
ニセコユースホステル 、感度100だからね?
そこで、同じ宿に泊まった方が写真関係の仕事をしてる人で使わないからフィルムをあげると36枚撮りをいだたきました。
それ、感度100だからね、っと言われましたが、私は感度ってなに?
って感じでしたね。感度の意味が分かりませんでした。
後にスライド用フィルムであることが分かりました。
愛用のピッタリコニカにも設定するレバーがあったようです。
余市川沿いを走っていると、軽快に走るサイクリストに追い抜かれましたが、次の商店で追い付きます。先程のサイクリストがパンと飲み物を持って出て来ました。
私もパンを買い、近くの道路際のところで二人で昼食をとりながら、話しをします。
大阪市から自転車で太平洋側、陸中海岸を北上してきたとたいう香川さんは、33歳。自転車の部品を取り扱ってるシマノに10年務めていましたが、旅に出るため会社を辞めてきたそうです。
奥さんもいるので帰ったらまた同じ会社に再雇用してもらうことになっていると話してました。旅の資金は60万あると、言われ、私はそれなら日本一周だって出来るじゃないですか~と思わず言ったことが思い出されます。
その後二人で余市まで走り、一緒にニッカウ井スキー工場を見学して別れました。
小樽天狗山ユースホステルでジンギスカン鍋食べ放題。
宿泊者は私を入れて3人。
2人で車で旅をしている30代の人と一緒にジンギスカン鍋を食べます。好きなだけ食べれるので、腹一杯になるまで食べました。
ウトナイ湖のユースホステルでは野鳥観測の仕事をしている人から早朝に野鳥の音声を録音する、アルバイトをたのまれて2時間2000円いただきましたが、私のミスで全然録音されてませんでした。
この近くを流れる美々川にはヤマメ(北海道ではヤマベと呼びます)が生息していて、フライロッドを橋の上から振ってみますが何も釣れませんでした。湿地滞の流れは立ち込める場所がありません。
釧路や道北にも行きたかったのですが、予算がありません。
年齢的にアルバイトも使ってくれそうにないので苫小牧からはフェリーで東京に帰りました。