釣り、アウトドア、魚、旅

ルアーで初めて釣った魚は?

投稿日:2018年4月6日 更新日:

ルアーを買ってみる

中学生のころ、暇をもてあまして釣り漫画や釣り雑誌を読むようになった。
近所の釣具店でグラス素材のルアー用の竿とスピニングリール、そして数個のルアーを買った。

店員さんにホッテントットという黄色のルアーを進められて買いました。

ルアーらしいルアーといえばこのホッテントットが初めて買ったルアーですまた安かったフランスのスピナーでブレッットンも箱買いしてました。

お小遣いはすべて釣り具に消え、ダイワのルアーでクルセーダー、ハーレー、コブラ、ロビンなども買いました。

家の前が川だったので、買ったばかりのルアーを投げては巻いての繰り返し。でも川には魚はいませんから釣れるわけはありません。友人がルアーを面白がり投げさせてくれ、とせがまれて貸しましたが高価なルアーを引っ掛けて失くすのが心配でした。

 

津久井湖に釣り行くが…

休日、父親に神奈川県にある人造湖の津久井湖に連れて行ってもらいます。

城山ダムに北根小屋というところで串川が流れだしている場所です。休日なので釣り人多くいてアユの引っ掛けつりをやっている人もいます。

買ったホッテントットを投げるも何も反応がありません。このルアーは水面でトリッキーな動きをして魚を誘うルアーなので、深くは沈みません。

こんなルアーでほんとに釣れるのか?半信半疑でルアーを投げてます。

父は釣りはやらないので退屈してしまい、午前中で帰ってきました。

初めはバスが湖にいる。バスを釣りに行く。バス?バスってなんだと思っていましたが、釣り雑誌などを見るとブラックバスという魚だということがわかりました。

ブラックバス(オオクチバス)という魚はもとは1925年に実業家の赤星鉄馬氏がカルフォルニア州から芦ノ湖に放流され、その後各地に放流され広がっていきました。

1945年ころより他に相模湖それにつながる津久井湖にブラックバスが生息するようになります。

1970年代後半には富士五湖の山中湖や河口湖、千葉県は雄蛇ヶ池などがポイントでは有名になります。

正式な放流以外にも釣業界関係者や個人の釣り人らに違法放流されたのが全国にブラックバスが広まった原因でもあります。

現在は特定外来生物に指定されているので、ああかわいいなぁ持って帰って飼ってみようと、ブラックバスやブルーギルを生きたまま持ち帰り、個人が飼育することも許されません。
また釣り場によってはリリース(釣った魚を逃がす)も禁止している場所もあるのです。

電車釣行でバス釣り

当時住んでいた東横線の最寄り駅から、菊名駅で横浜線に乗り換えて橋本駅下車。三ケ木行バスの乗り30分ほどで北根小屋バス停で降りました。すぐ前が矢口釣具店、近くにおばさんが店番をしていた中村釣具店がありましたね。

バス停横の小道を下っていくと串川放水路のところにでます。自宅を5時と朝はやく出ても橋本駅の始発の6時半初のバスにの釣り場についてルアーを投げ始めるころは7時半くらいになっており、魚が一番釣れる時間帯の朝まづめが終わってしまいます。

せめてもう1時間早く来れればといつも思っていました。1日ルアーを投げてはああ今日もダメだったと、帰りのバスに乗りため息をつくのがいつもの事です。

中学3年の夏休み最後の日にも釣り行きます。
日中は暑くて木陰に入り休みながら釣りをしています。

夕方になり少し増水してきて小さいワンドだったところが水没してきてます。

私は5個入りの安いルアーセットのなかから黒金のスピナーを取り出しキャストします。スピナーというルアーはブレードが回転して魚を誘うようにできているルアーです。

近年は渓流や管理釣り場で使う人が多くなります。

やっと釣れたブラックバス

水位が上がったワンドに向けてスピナーを何度も投げると、何投目かにバシュと魚が跳ねるのが見えます。コイ?黄色いぽい魚体がみえたのでそう思ったのです。

結構な手応えで無我夢中で取り込み、見てみるとブラックバスです。

嬉しかったですね生まれて初めてルアーで釣ったブラックバスですから。すぐうえの道路際にあった中村釣り具店のおかみさんに見せに行きまして。ビニール袋をもらって家に持ち帰りました。

30センチちょうどで魚拓をとって学校に持っていきます。そのブラックバス…、ムニエルにして食べましたけど美味しくいただけました。また夏休みの作文にこの時の事を書き、国語の教師に褒めていただき、みんなの前で読まされます。

懐かしい思い出です。

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16歳の時に、自転車で横浜から北海道に釣りに行ってからあっという間におっさんになりました。