ああ~ほんとに酒飲みは始末におえん!と言われる事が多いですね。
適度なお酒なら、健康にいいと昔から言われていますが、飲まないに越したことはありません。
適度とは、どの程度をいうのだろうか?ビール1本600ミリが適度なのか?
レギュラー缶1本とロング缶1本で850ミリ、まだ適量なのだろうか、いや少し飲みすぎではないのか?
アルコール健康医学協会では、適量の目安を日本酒180~360mlとしています。
焼酎にあてはめると100~200mlになります。ただし、これはお酒に強い男性の場合であり、個人差があることは言うまでもありません。3時間で処理できる量を1単位と考えると、適量とは1~2単位と言い換えることもできます。また、お酒を飲むときの体調によっても適量は変わります。
下表がそれぞれのお酒の1単位の量です。
酒類別の「1単位(アルコール約21g)」の目安量
宝酒造ホームページより抜粋
酒類 | アルコール度数 | 容量 |
日本酒 | 15% | 180ml |
焼酎 | 25% | 100ml |
ビール | 5% | 500ml |
ウイスキー | 40% | 60ml |
ワイン | 12% | 200ml |
じゃあビールなら1リットル飲んでも2単位だから適量だなと…。
休肝日なしで飲み続きると肝機能の数値が高くなる。それを週2日でも酒を飲まない日を作ればすぐ数値が下がるという。
身内に大酒飲みがいるので、ほとほと手を焼いているので、自分はこうはなるまいと思っていても、美味しいつまみなどがあると、適量を超えて飲んでしまう自分がいる。
酒が強い人が…
かなり昔に、釣り好きの友人を亡くしたことがある。
はじめは酒が強い人だなと思っていたが、普段から水がわりに焼酎を瓶ごとラッパ飲みをしていたので、アルコール中毒であったのだろう。
その人は深酒しても暴れるわけでもなく、ただ少し説教がましくなるだけだったのだが、ある日、手の指の間から虫がでてくると言い出します。
たくさんのアリが這い出てきて気持ち悪いと言うのです。
これが幻覚というやつだたのだろう、仲間とその友人を病院に連れていったら、しかるべく施設に入院させなくてはならないと言われます。
アルコール中毒の人は、一般の病院では入院できません。
いやがる友人を説得して、紹介された横浜市内の専門病院施設に入院させる事ができたのです。
約1ヶ月ほどして退院してきたのだが、人格がまるで変ったようになってしまいます。
面白くなくなった
酒は飲まなくなって甘いものを大量に欲しがるようになり、よくアイスクリームを食べるようになったのです。
酒飲みだった頃の方が、普通の人と違う発想をしていて、面白かったであったが、ある意味まともになってしまい、はたで見ていて面白くなくなってしまったのです。
前はバカみたいな冗談が、ポンポン出てきて笑わせてくれたのだが…。
まあ本人にとっては、何十年も飲み続けたお酒をやめられて、よかったのかもと思っていた矢先に、違う病名が発覚して、程なくしてあの世に逝ってしまったのです。
お酒との因果関係は分からないが、多かれ少なかれ影響はしていたのであろう。
暴れて手に負えない、というわけでもないのならば、好きなだけ飲ませてあげればよかったかもと後で思うのであります。
強い酒は喉の粘膜が焼けるといいいますが、それはその人の体質にもよるのでしょう。
また夜釣りなどで、お酒を飲みながら釣りをしている年配の人を見かけますが、結構危ないですね。
だいたい堤防に、車乗り入れが禁止されているところが多いのに、先端付近まではいってきては、酒盛りしながら、釣りをしている。
あげくのはてにはバックで切り返すときなど、車ごと海に転落して命を落としてしまうパターンですね。自業自得て言えばそれまでですが、残された家族の人に迷惑がかかります。
まあ、私もこの先、どのくらい生きられるのか分かりませんが、好きな釣りを長く続けられるように、ほどほどの酒量で楽しみたいものですね。