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駅ポスターの貼替アルバイト
駅のポスター貼り替える仕事です。
東急電鉄、大手広告会社、東急エージェンシーの下請け会社、○○興業でした。社長入れて社員は５人ほどあとはアルバイトです。
東急東横線の桜木町～渋谷。大井町線の大井町から二子玉川。田園都市線の自由ヶ丘～宮崎台、目蒲線 蒲田～大岡山、などの路線で日中は５人の駅貼りアルバイト要員がいました。
そこの会社は電車内やバス車内の広告も貼替えもやっていまして、そちらは深夜作業でした。
私は東横線の武蔵小杉から桜木町までの担当でしたが、あまりに量が多く過酷でなので、少し駅数を減らしてもらいました。
朝８時半に出勤で３０分ほどミーティングをして各自その日に張り替えるポスターを大きな作業袋と脚立を持って電車に乗って向かうのです。
張り替える駅はその日によって違います。
たいがいその日に張ったポスターは２週間後に外します。
貼るだけならいいですが貼ったポスターはいつかは外すので、外すポスターが多い時はバックがどんどん重くなり帰りが大変です。
朝は早いのですが、自分の担当区間の貼替えが終われば仕事は終わりなので帰れます。夕方４時には帰れました。
昼過ぎに終わってしまう事もありましたけど、基本重労働なので若い人しか続きません。
大工さんが家を作るときに柱に印を付けるのに、大きいホチキスでパチンパチンとやるのをここの社長が見てポスター貼りの仕事に導入したのです。
そのポスターほしいんですけど～
ポスターサイズ
Ａサイズ Ｂサイズ
サイズ 大 き さ サイズ 大 き さ
A 0 841 mm × 1189 mm B 0 1030 mm × 1456 mm
A 1 594 mm × 841 mm B 1 728 mm × 1030 mm
A 2 420 mm × 594 mm B 2 515 mm × 728 mm
A 3 420 mm × 297 mm B 3 515 mm × 364 mm
おもにポスターはＢ２、Ｂ１、Ｂ０の３種類がほとんどでした。Ｂ０が一番大きくて一度にには貼り切れないので片面のＢ１分だけ貼ってから残りも貼る感じでした。
Ｂ１サイズのポスターが人気でした。
ジャニーズ事務所のタレントさんのポスターが人気があり
よく駅で待ち伏せされてポスターがほしいとねだられました。
主要駅の横浜駅などはかなり大きな芸能人のポスターが貼られていました。
ポスターの右下に掲出期間のスタンプがうってあります。
その次の日ならいいですよっと私。でも何時にこの駅に外しに来るかは分かりません。
大体○○時～○○時の間ですね。と言っておくと熱心な人は、ホームで私が来るのを待ってます。
なかなか町中で、そんな大きなポスターは売ってませんし、ファンの方からすれば手に入れたかったのでしょう。
地獄の年末貼替
１２月年末近くになると広告がやたら多くなります。
クリスマスセールにそれが終わると、新年のおめでたい広告がドドーっと大量にあって泣きそうになりながら仕事してました。
貼れば貼るだけ剥がす時が大変です。
カロリーメイトが発売されたときはＢＯと言う最大の大きさのポスターを、各駅の目立つ場所に張るのに、高い脚立に乗り張り替えるのですが、私は高所恐怖症なので怖かったです。
ひかれたら大変だ
ホーム際に広告版があるところはほんとに怖かったです。
ちょっとでもお尻を突き出していたら、入ってきた電車に敷かれてしますのです。
ボーッとしてられません。でもホームから飛び降り、レールを跨いで自由に歩けるのが何故か快感でした。
元住吉や日吉が広告版ぎりぎりで作業が怖かったです。すいませんどいてくださいと言ってもベンチに座ったお客さんは、面倒くさがって席を立ってくれませんから、次の電車が来るまで待たなければいけません。
それに脚立に上ってニッパーで、打ち込んだホッチキスのびょうを抜くのですが、間違って下にいるお客さんの頭に、パラパラと落としてしまう事にもなりますし、本当に主要駅では気をつかいました。
ポスターをパッチンパッチンしたら、小さい手持ちの脚立にに座ってボーっと電車を待っている。
あ～楽そうな仕事だなっと、そんな光景を見て私は始めたのですが、やってみると結構大変でした。
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