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振り出しのフライロッド
キラクF7フライロッド。振り出しのフライロッドで
ディパックの中にすっぽり収まってしまいます。
この竿はかなり思い入れがあります。当時1万円越えのパールフライ6本継ぎパックロッドより安い、8,000円ほどだったと思います。5番6番の番手だったので少しラインが飛ぶようになりましたね。
ダブルテーパーの5番を使っていたのです。片方のライン先端付近が痛んでも反対に巻き替えて使える両端がテーパーになっているダブルテーパーラインは経済的です。
まして中学生なのでそうそうラインを買えません。フライラインを買うお金で国産のフライロッドが1本買えてしまいます。
現在なら安いもので1000円代からでもフライラインが売ってます。
リールを付けてフライを結んでおけば釣り場移動に便利です。ポイントにきたときに、ススッとフライロッドを伸ばせばいいだけですから。
しばらくして、今までダブルテーパーのラインを使ってましたが、風に強く投げやすいという事でウェトフォワードラインを買ってみました。
コータックのウェイトフォワードラインの5番フローティングです。このラインは17メートルと短めでして3500円と手頃な価格で買えたのです。WF5F表記ですね。
かなり楽にキャスティング出来るようになり、17メートル巻いたラインは全部飛ぶようになりキャスティングが上手くなったような感じましたが、本来は30ヤード=27メートルのラインが標準なのでフルライン(全部のライン)キャストまでまだ10メートルもありました。
グラスの真っ赤なフライロッド
ウチダ釣具店ショップオリジナルの真っ赤な7番の番手のグラスフライロッドが4000円で、お店のおばさんに進められて買い、マーチン65のリールをそこで買いました。
ダブルテーパーの7番フローティングラインを買い、家の前でキャスティングの練習をしましたが、地面をバチンバチンと叩きつけていましたね。
多摩川の河川敷でもキャスティングの練習をしてました。
軽のワゴン車でホッドドック屋が来ていてよく買ってました。
美味しかったなぁ。
湖で沈むラインがほしくなり、いつも行く店に7番のシンキングラインを買いに行きましたが、在庫切れだったので渋谷のサンスイに買いに行きました。
そこでも7番のシンキングラインがありません。
店員さんに、シンキングラインは水中からラインを引き上げるのに大変だからと、先端だけ沈んで手前は浮くラインのサンエイティフィックアングラー社のシンクティップラインを進められ、8番のタイプ2ラインを8000円くらい出して買いました。
7番がなかったのです。
サンスイで数種類のウエットフライやストリーマーを買い、芦ノ湖へ行くようになりました。
芦ノ湖でフライロッドを振る
芦ノ湖まで、当時住んでいた横浜の自宅からは2時間ほどでしょうか。
車どころか免許もないので電車で行きました。
東海道線で小田原まで行き、箱根登山鉄道のバスでちょうど1時間、元箱根で下車。目の前がノザキ釣具店です。
始発で行っても芦ノ湖に着くのは7時半頃でしたね。
よくオジサンとお兄ちゃんに声をかけられました。
といのも当時の私は赤い服が好きで竿も赤です。
赤のチェックのシャツにフライフィッシング用のショートベストを着て、サイドのポケットが付いたお気に入りの登山帽を被り、髪は肩まで伸ばして、痩せてたのもありよく女の子と間違えられていましたから…。
まして、目が大きくてまつ毛も長かったので、私と話すまで男と気づかない人が多かったようでした。
同年代頃のルアーマンには
「なんだアイツ、あんな太いラインで魚が釣れるわけないじゃないかよ」
と私のフライタックルをみて話していたのを思いだします。
キミ達、フライフィッシングをしらないのか?と心の中でそう思っていました。
ルアーしかやらない人からみたら太いフライラインをみたらそう思ってもしょうがないのかもしれません。
フラインラインの先にはリーダーてなものが付いてんだよっと心の中で…そう呟いていました。
3Xリーダーを使っていました。
その頃はそれにティペットといわれるハリスを付け足すことは知らなかったので、市販の7.6Fのリーダーをそのまま使っていました。
執筆者:管理人
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