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釣り業界編
みなさん釣りは好きですか?一人で黙々深山幽谷で渓流釣りや海など、堤防で家族連れでわいわい楽しく釣り糸を垂れている光景がよく見られますね。
あ~釣りが本業になればな~っと思ってるお父さんも多いかも知れません。
でも実際、釣りを本業にするって
どうなんでしょうか?私の経験も交えてご参考になればと書いてみました。
メリット
とにかく好きなことで収入を得て暮らすことができるので幸せである。
やりたいことが見つからない人も多い世の中、やりたい事で生活ができる。
デメリット
それが逆にストレスになってしまう事です。好きなこと好きな時間に釣りに行けたのに
仕事になってしまうと相手がいたり、金銭がからむ利害関係が発生する。
出版社に入れたが…
私は釣りが好きだったのでこれで生活できないかな…と若いとき思っていました。
20代半ばに運よく釣りの出版社に就職することができました。
ああ憧れの釣り雑誌で仕事ができる、幸せっと思っていましたが、就職する前はよく釣りに行けたのに、めっきり釣りに行く回数が減りました。
休日が日曜しかなく、その休みも取材などで仕事で釣りに行けない。
代休や有休も忙しくてなかな使えない。たまに休めても疲れていて家でぐっすり寝ていて、一番釣れる朝まづめに行けない。
毎日、釣りのことは他人の釣り情報に触れているので、ああいいな、自分も釣りに行きたい~っと常に思いながらストレスをためながら仕事をしていました。
取材も相手があるので自分が釣りする事はできませんし、ひたすらカメラを構えているだけです。
「おい初めに言っとくけど、釣りの会社に入ったからと行って仕事中に釣りが出来るかと思ったら大きな間違いだぞ!みんな勘違いしているがな」。
っと面接のときに社長に言われたことが昨日のように思い出されます。
それゃプライベートで釣りするなら別に構わないけどね、とも言われました。
釣り雑誌に勤めるとプライベートも仕事の一部になってしまうんですよね。
プライベートで釣りに行ったときの事、あっ記事がないから、記事にしてしまおうとかね。
釣りしてるときも仕事の事を考えていたりとしています。
ガイド業などもお客さん前提なので、自分だけホイホイと釣りをしようものなら嫌がれてしまい2度と指名してもらえなくなると思います。
ならば釣具店に勤めれば幸せだよ~とも思ったんですけどね。日本全国釣具店、結構ありますね~。
でも一時の釣りブームも去って釣具店も減っていく一方ですね。
釣具店の場合は
釣具店勤務はサービ業です。接客業ですよね。お客さん第一です。
俺が俺がじゃ、商売になりません。お客さんに合わせることが出来なくては務まりません。
釣りのノウハウはないより有ったほういいのですが、かならずしもではではありません。
それは仕事をするようになれば、自然に覚えていくからです。
お客さんの方が詳しい事が多いですね。
なんせ毎日釣り行ってる人も多いし、地元の釣り人はポイントを知り尽くしています。
だから接客経験のある方の方が有利ですね。
俺は釣りが好きだからよ、釣具店に勤めようかな~使ってくれない?得意な釣りは引っ掛けのギャング釣り。歳は55歳です。接客は初めてです。
釣具店暇そうだし、楽そうだから働かせて店長!ってたまにそういう人いるみたいですけど、まず年齢から無理ですね。
店長より歳上ってのはかなり使いづらいみたいです。それに一部個人でやってる釣具店以外は、暇ではありません。
お客さんがいないときでも、商品の検品、値付け、品出し、掃除などやること満載です。
釣り人は自分の得意な釣りがあり、偏った人は他人の釣りを非難します。
そういう方は接客業には向かないでしょうし、専門のガイド業の方がいいかも知れませんね。
APC(アングラーズペンクラブ)とやらで釣り雑誌に月に数回記事を投稿する仕事がありますが、これだけでは食べてはいけません。
1記事5000円もらえればいい方です。趣味ですね。
専属のライター(記事を書く人)などは原稿用紙何枚で○○円とか出版社によってまちまちです。
大手の週刊誌のような値段にはならないようです。
といっても、嫌いなことより好きなことで収入を得るというのはやはり幸せなのかもしれません。
私は、釣り雑誌と釣具店の両方勤務経験があるのでそう思うのです。
御覧いただき、ありがとうございました。
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