介護ときくと…
ああ嫌ですね、大変ですね~。
他人事のように言ってますが所詮他人事です。
この大変さを当事者ではなければ分かりません。
私も高齢の両親がいます。
特に父親は87歳で糖尿病を患っていて食事の面でかなり気をつかいます。
これは77歳の母が毎日、献立を考えて調理しています。
父はインスリン注射を打っているので、ややもすると低血糖になって倒れてしまいかねません。
以前は町医者から薬だけもらって飲んでいたのですが、ある日に自宅の風呂場で溺れて(風呂に浸かりながら寝てしまい、30分後に発見)救急車で運ばれました。
結果入院する事になり、そのとき担当医が糖尿病に詳しい先生だったので、診ていただきインスリン注射を進められたのでした。
まあ幸いにも命があったのが不思議なぐらいです。
話がそれましたが、その父親に朝昼晩と決まった時間に食事を作って、出さなければならないのです。
これがかなり大変です。
お金に余裕があれば糖尿病食を宅配してもらったり出来るのですけど。
人はみんな歳を取ります。
自分で動けるうちはいいですけど高齢になって、歩くのもままならなくなったら誰かのお世話にならないとなりません。
家族が面倒を見てくれればいいですが、なかなかそうもいきません。
遠くに暮らしてる人だっていますし。
一人者では余計に心配です。
私は現在千葉県に住んでいます。車がないと不便な地域です。
また大きな病院もあまりありません。
もし救急の場合近隣の大病院に回されるのですが、そこへまた通うことになればかなり困ります。
介護する方が、車の免許をもっていない、あるいは高齢で免許返納とかになったらさらに大変です。
千葉県の人口は約625万人、65歳以上の高齢者は約153万人で、高齢化率は約24.5%と全国平均(25.6%)。有料老人ホームは405施設(介護付187施設・住居型218施設)だそうです。
いざ介護が必要になっても、あわてて何をどうしたらいいのかわからないので、予め対処しておいたほうがいいですね。
老人ホームも探せば初期入所費が安い、または無料のところもあります。
でも安い老人ホームはもう一杯で断られる、高いところは金銭面で融通がつかないってことがあります。
これからは介護する方も高齢
介護は24時間待ってくれないし、体力がある人でもまいってしまいます。
明日は我が身です。
一番つらいことは、在宅で介護者が共倒れしてしまうことです。
一番いいのは常に介護者、被介護者ともにベストの状態であることです。
その状態から逸れていくにつれ、どちらかに必ず負担がかかってきます
よく言われるショートステイを気軽に使うようにしたいと思います。
日帰りや一泊とかのショートステイですね。
高齢の母親に高齢の息子。
高齢の父親に高齢の娘など人それぞれですが、なかなか相談するのに躊躇していると、どんどんと気が重くなってくるし、実際どうにもならなくなってきます。
買い物は私がいつも母に付き添っていくのですが、高齢になると転倒による骨折なども怖いですね。
昨年は駐車場でちょっと目を離したすきに、車の輪止めに足がひっかかり転倒して起き上がれずに、しばらくうつ伏せになったままでした。
母は体重が結構あるので起こせないのです。
その様子をたまたま、普段は介護ボランティアをやっているという女性が見ていて、協力していただき一緒に起こせることが出来ました。
母は左肩を脱臼したようでかなり痛がりましたが、予め私がチェックしてあった救急病院にすぐ連れていき、肩をはめていただきました。全治3ケ月かかりました。
父の食事を片腕で作っていました。
「買ってきたもので間に合わせようよ」
と私が言ってもうけつけず。
市販品は体によくないからと、大変でも作るんだと言い張っていました。
頑固ですね。
温泉に連れていきたいのですが、中で滑って転ばれると本末転倒なので行けませんね。
みなさんも早めにケアセンターや市町村の福祉相談を訪れて相談、対策をとることをおすすめします。