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フライフィッシングに手を出す
中学3年の夏休み最後の日にめでたくブラックバスを釣ることが出来ましたが、釣り雑誌などを見てフライフィッシングの事を知りました。格好良くラインのループがムチを振るように前後するキャスティング。
エサを使わない疑似餌の毛鉤。何個持って行ってもかさばらない。あ~やりたい。でも何処に行けばいいのか?格好から釣りを入っていたのでまず道具が必要です。
釣具店通い
渋谷にあるサンスイというルアーやフライ用品をあつかってる専門店あります。当時は上の階に釣り雑誌出版社がはいってました。東急東横線が渋谷駅に着く直前に右手のビル窓に大きくつり人ってロゴがよく見えました。
ただプロショップなので中学生には敷居が高いというか、気軽に店に入るって雰囲気ではありませんでした。
店に来る人も大人、若くても20代くらいです。そこで渋谷より少し横浜より、学芸大学駅前にウチダ釣具店があり、そこにもルアーとフライ用品が置いてありました。
縦長の店舗で入口近くにフライ用品が置いてあり、入りやすいのです。おばさんが店番していたのも幸いでした。私はこちらの方が買いやすかったので、通うようになりました。
キラクのパックロッド
国産の喜楽の小継ぎフライロッドが何種類も飾ってありまして、そこで6本継ぎの7.6フィート4.5番ロッドを購入しまた。キラクパールフライPF7066という品番でした。
車の免許はもっていないし、電車で釣りに行くにもパックロッドは便利そうなので買いました。どの方もそうでしょうが初めにどのような竿を買うかで後々のスタイルが決まるようです。
私はどちらかといと、渓流志向だったので4番5番のフライロッドを選びました。
一緒にマーチン62のフライリールにダブルテーパーの5番フローティングラインも購入しましたけど、リールよりフライラインの方が高価だったのは驚きでした。
マーチン62が4000円弱でフライラインはその2倍近い値段でした。
思ったように飛ばない
初めて雑誌などのキャスティング記事などを見て、見様見真似で竿を振るのですがなかなか遠くに飛んでいきません。
喜楽のグラス素材のフライロッドは、スローアクションです。、
柔らかいアクションなんで、力まかせに投げてもフニャフニャ竿が曲がるだけでした。
近所の河川敷でよくキャスティングを練習しましたけど飛ばせたのは15メートルくらでしょうか。
その頃釣り雑誌で見かけたのは沢田賢一郎さん、高田弘之さん、浜野安宏さんなど。
漫画釣りキチ三平では北海道、釧路湿原のイトウをルアー釣る回が連載されていまして、北海道に憧れました。
うーんこれだ!自分のやりたいことは、これだ!と。ルアーもいいのですがなぜかフライフィッシングがおしゃれでカッコよく感じました。
沢田さんの影響でしょうか。エサを使わなくてもいいし、パックロッドなら持ち歩けるし、なんて気楽なんだと。
でも実際魚をどう釣ったらいいの分かりません。
エサの変わりが疑似餌の毛鉤です。
その頃はまだ自分で毛鉤を作れなかったので市販品を買ってました。
ホイットレーのフライボックス
毛鉤の値段は今と変わってないみたいで、昔から小さくても350円から400円。イギリスのリチャードホイットレーのフライボックスを買い30個くらいフライを入れてました。
ドライフライにニンフ、ウエットフライもありました。でも肝心のウェイダーを買ったのはそれから数年後でした。
道具を買って満足していたようです。
近所にフライで釣れる魚がいなかったせいもあるかもしれません。
ただ河川敷で投げてるだけです。
現在のようにポピュラーにコイがフライで釣れると分かっていれば毎日のように釣りに行ってたでしょうね。多摩川や近所の鶴見川ならコイは結構いましたから…。
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