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毛虫に刺されたのか?
今から20年前のことです。
首都圏でアパートの一人暮らしをしてました。時間的余裕がつくので、新聞輸送のアルバイトで生計をたてており、余暇にタウン誌の制作などをボランテアでやっていました。
新聞輸送といってもトラックなどで運ぶのではなく
あらかじめ輸送された荷物を電車を使って駅の売店に届ける仕事でした。
これがかなりの量があり、駅の階段を数百部ある新聞梱包を肩に担いで上がり降りしなければなりませんでした。
1日ふる稼働の仕事ではなく3時間くらいの短時間です。
でも力仕事には違いありませんので腰にも膝にもかなり負担がかかります。
ある日…公園で運動をしているときです。腹筋運動をしているときに腰にチクっとした痛みを感じました。
そのまま気にすることなく生活していて、2,3日して痛みがましてきました。
患部をみると少し発疹のようなものがありました。これ毛虫だ!直感しました。
というのも以前に同じような状況で腹筋運動のさなかに背中で毛虫をつぶしてしまった事があったからでした。
今回も町の皮膚科医院に行って診てもらうと、なんと帯状疱疹だといわれ、すぐ大きな病院で診てもらうようにと、紹介状を書いていただき、次の日、医大病院に行きました。
その段階でかなり腰のあたりに発疹が広がっていました。
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猛烈な痛みが…
「どうします、入院しますか?通院で治療しますか?」
といきなり言われギョっとしました。
この帯状疱疹は神経筋に沿って疱疹が広がり、かなり激痛が広がるとのことで。入院を進められましたがお金がかかるので、通院で治療してもらう事にしました。
高ウイルス薬を処方してもらいましたけど、かなり値段が高かったです。
痛みの後遺症が残る人も多いので初めの治療が重要です。
人生でこんなに痛い思いをしたのは初めてで、寝ていても起きていても激痛がはしります。
友人などに話しても理解されません。
当事者しかわからない痛みです。
私の場合は左腰から下半身までに疱疹がひろがりました。
人によっては顔や頭が疱疹になる人もいるとかで、そうなったら外出できませんね。
風呂に入れないし、寝返りをうとうにも激痛で夜も眠れませんでした。
疱疹ができたところが治るころにかさぶたになり、剥がれるときがやっかいです。
医者に一つ一つピンセットで剥がしてもらわないといけないからです。
何日かぶりに通院して患部を見せたところ、若い男性医師はおもわず、うわ~やりたくねえ~なぁと呟いていました。
失礼な、こっちは痛い思いをしてるのにっと心の中で思っていました。
週に2回くらい通院は3週間くらい通い、痛みはかれこれ1年以上は続きましたね。
患部の数か所に痕も残りました。
原因はストレスみたいで、体がまいっているときにかかるみたいです。
ストレスをためないようにしましょう
高齢の女性で免疫力がおちてきたころにかかる人が多いですが私は若い男性です。
日頃の新聞輸送で腰に負担をかけていたし、将来にたいしても不安感に苛まれながら生活してたから、精神的まいっていたのでしょう。
帯状疱疹は一度かかったらもうならないといわれていますが、もうこんなに痛いのはこりごりです。
3日だけ仕事は休み、痛みに耐えながら続けてました。
肉体労働がすべて原因ではないでしょう、人によっては、内勤で軽作業の人だって、学生さんだってなります。
ようするに免疫力が落ちたときになりやすいということです。
若くてもなる人もいるので無理せず、ストレスをあまりためずに生活できればいいですね。
また何か、原因がなくおかしな発心ができたら早めに皮膚科にかかりましょう。
あとの後遺症を最小に抑えれることができるため、早めの受診をしましょう。