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北海道の渓流釣りはヒグマ恐怖
本州はツキノワグマ、北海道はヒグマと住み分けられています。
ツキノワグマより凶暴なのが、ヒグマとされています。
最近はエサになる木の実や果実が少なくなって、人里まで下りてきて、目撃されるニュースが多く報道されています。
私はほとんどの場合、単独行動なので、北海道に釣りに行った場合は、いつもヒグマの恐怖が付きまといます。
なのでビビッて渓流奥などに入って行けませんし、仮に行っても釣りに集中出来ません。
渓流釣りが好きでも北海道となると、常にヒグマとの遭遇に気をもめます。
人が多いところでは、魚も少なく釣れないので奥に入りたいのはやまやまですが、いつヒグマが出るか分かりません。
知床半島なんてヒグマの宝庫なので、海岸にまで出ます。
湖だっていつ出るか分からないのです。
釣り場に着くまで警戒していても、釣り場に着いて竿を出して集中していたら、後ろから来られたらたまりません。
ヒグマの予防策
これは、いろいろな所で紹介されています。
でも実際どれが効果的なのでしょうか?まず、単独で釣りに行かないという事です。
複数の人数で行動する。
釣り場に着いたら爆竹を鳴らしてヒグマに警戒させる。
音を鳴らしながら歩く、釣りをする。
何か音を鳴らしながら釣りって、魚が釣れない感じもするのですが、命あってのものだねです。
釣り場であったみなさんは、大概の方は熊鈴にクマよけスプレーを持っています。
熊鈴いうのは本物はとてもかん高い音がリンリン~と鳴ります。
私も札幌市内の登山用品店で購入しています。
4000円くらいしましたが、倶知安のホーマックで似たものが売ってましたけど、1000円くらいで売ってました。
音もそんなに違わないと思います。
YouTubeでも有名な北海道のJPSikaHunterさんはかなりの装備です。
熊鈴が数個、クマ撃退スプレーも2本、大きな心臓も貫けそうなナイフ、など腰のベルトに付けています。
かならず音が鳴るものを付けましょう。
音を鳴らすと言うことはこちらの存在を知らせる事です。
なので人間を怖がらないヒグマだったら、逆に近づいて来られたらどうにもなりません。
私も大きなナイフを持っていますが、実際、ヒグマと遭遇したらそれで戦えるか疑問です。
ビビッて何もできないかもしれませんし、本気で襲われたらとても太刀打ちできないです。
もしヒグマに出合ったら?
合わないに越したことはありませんが、もし遭遇してしまった場合の事を考えてみましょう。
私は幸いにまだヒグマと遭遇したことはありませんが、この先いつ出くわすか分かりません。
もし出合ったら?ってまず距離の問題です。
川を挟んで対岸で見かけたなら、少し安心ですがヒグマは泳げますし、走る速度も時速60キロと言われてるので、本気で襲われたらとても逃げれません。
目が合った、そらしたらだめだと言われていますが、実際にその場になったら体がどう反応するか分かりません。
分かっているのは慌てて逃げない事、逃げると追ってくるという事です。
ゆっくり後ずさり。
追ってきたら持ってる荷物を少しずつ投げて、興味をそれに向ける事はとても大事のようです。
北海道三笠市の桂沢湖で、釣り人がヒグマに追われている動画を見たことがあります。
橋の上から通行人が気付いて、クラクションを鳴らしますが、ヒグマが、しつこくずっと釣り人に付いて来るんです。
リュックサックを投げたりしますが、追ってきます。
山菜採りに来ていた人が持っていた爆竹を、上から見ていた人が鳴らすと、ヒグマはやっと居なくなり、その年配の釣り人は、なんとか上の道路に上がって、避難できましたが、かなり怖い映像です。
湖だって山がつながってるので、クマがいつ出るか分からないのです。
もし出合ったら?というより出合わないようにする事が大事です。