この年も愛車のオフロードバイクセローで釣り旅をしていた…。
倶知安近くの尻別川で釣りをする
倶知安駅裏山の中にある旭ヶ丘公園キャンプ場(無料)でテントを張り、尻別川の近くの空き地にバイクを停めたところ、ランドクルーザーの車から釣り人が出てきて釣り支度をしている。
私もウェーダーを履いて川に向かいます。
あ~同じ場所に行くのか?どうやらポイントが重なってしまったようだ。
二人少し離れてロッドを振ります。
私は旅にいつも4本継ぎのマーチンの6番ロッドを持って行っている。
この竿は横浜の美しが丘にあるアウトドアショップのWILD-1(今は閉店)で2万円の定価が5000円とバカ安で売られていたものだ。
ウェットフライの食い込みもよく釧路川などでも尺ヤメを釣ったり、適度な固さで柔らかすぎず使いやすい竿だった。
私はWFの6番のフローティングラインで8番のシルバーマーチブラウンの毛鉤をダウンに流して釣りをしていた。
釣れたのはおなじみの魚
流れの押しが強くて、流心近くを流せません。
この頃は重いラインを使ってなかったのです。
それでもゴンとアタリがあり何かが掛かりました。
30センチはいくかいかないかくらいのウグイでした。本州にいるウグイと少し違うようです。
蝦夷ウグイと呼ばれているようです。
私より少し下流で釣っていたフライフィッシャーにも何かが掛かったようです。
話をしたら先ほど釣れたのはウグイだと言ってました。
それから場所を交換してしばらく釣りをしましたがレインボートラウトは釣れませんでした。
「吹き出し公園のところの尻別川で友人がこの前、45センチのレインボーヒットさせたって言ってました」と彼。
かなり重たいラインをヘッドに付けて底付近を流した方がいいようです。
20代後半の彼は苫小牧に住んでいて、先週イトウ狙いに猿払川まで行ってきたと話してくれました。
何でも小野訓氏のフライキャスティングの講習があったので、それも兼ねて6時間半かけて道北の猿払村まで行ってきたのだった。
「北海道に住んでいてフライフィッシングやるところが近くていいですね~」
と私が入ったら、
「苫小牧という所は結構釣りをやる時は不便なところですよ、道東も道北も車で行くのに結構時間がかかります」
と言っていた。
「あ~キャンプなんてもう何年もやってないな~、帰りは苫小牧からフェリーに乗るのでしょう?あの辺は飛ばしてくる車やトラックが多いから気を付けてくださいね」
と親切に気を使ってくれました。
沢山のキャンプ道具を積んでバイクで走っていると、道内で会った釣り人に、よくキャンプ生活やバイクの移動などで旅の後半はかなり疲れてくるので、ほんとに気を付けてねって声をかけられるのです。
その日は7月の後半の土曜日だったのでキャンプ場はいっぱいでした。
ここはかなり狭いのでテント15張りくらいでもう満員です。
近くの倶知安温泉に入浴し、冷えた缶ビールを買ってきたのでテントの中で飲んで眠りにつきます。
もう3週間近く北海道内を走り回っていたのですが、さすがに帰らないと仕事場での自分の立場がまずいのでした。
2週間くらい休むから後よろしくねと言っていながら3週間にもなっていましたから…。
昨年の6月中旬には車で北海道に行っていて、吹き出し公園近くの尻別川でダブルハンドロッドを振っていましたが、残念ながら魚からのアタリはありませんでした。
京極温泉につかり、名物のカレーライスを食べましたがとても美味しかったです。
倶知安にあるホーマックは釣り道具も豊富に売っていて、生エサのブドウ虫やミミズなどあります。
ウェーダーも4000円くらいで売っているのでとても便利です。
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